9月21日の敬老の日を前に、総務省から「統計からみた我が国の高齢者(人口推計)」が公表されました。
日本の総人口が減少する中で、高齢者(65歳以上の者)の人口は3617万人と過去最多、高齢者の就業者数も892万人と過去最多となっています。高齢者の就業率は、65~69歳で48.4%に達し、70歳以上でも17.2%となっています。
今後もますます高齢者の就業者数は増えていきます。今は高齢者が少ない会社においても、従業員の高年齢化を視野に入れて、定年年齢や退職金制度、短時間正社員制度などの社内制度のほか、働き方の見直しも行っていく必要がありそうです。
◇ 総務省報道発表資料「統計トピックスNo.126 統計からみた我が国の高齢者」(2020年9月20日)