「無期転換ルール」とは、有期労働契約で働く方(契約社員やアルバイトなど)が、2013年4月1日以降に結んだ有期労働契約の通算契約期間が5年を超えた場合、事業主に対して無期労働契約への転換を申し込むことができる制度です。有期契約労働者が無期労働契約への転換の申込みをした場合、自動的に無期労働契約が成立するため、事業主はこれを断ることはできません。年度末にかけて、有期労働契約の更新が増える時期となりますが、無用なトラブルを生じないよう、社内に対象者がいるかどうか確認し、必要な対応を行っていただきますようお願いします。
◇ 厚生労働省「有期契約労働者の無期転換ポータルサイト」